cinemaroomのブログ

気の向くまま赴くまま

ジャッキーチェン入門

近年、カンヌ国際映画祭で「万引き家族」がグランプリとったり、「スパイの妻」がベネチアで監督賞とったりと何気に高評価の作品が多いけど、やはり2000年代以降の邦画はどうも他国と比べて内容が薄いというか、下らないというか、日本の良さが出てないというか、つまり、レベルが低いと思うんですよね。

 

これは決して外国映画至上主義という訳ではなくて、例えば、よく映画好きを拗らせた人にある、フランス映画至上主義だったり、フェリーニゴダールなんかのヨーロッパ作品を語れないなんて、映画好きとは認めませんぜって人とは違ってですね、そもそも勘違いしてる人が多いけど、日本で観れる海外の映画ってのは海外である程度評価されたものが日本に入ってきてる訳であって、その国に行ってみれば同じくらいゴミみたいな映画がありふれてたりするんですよ。

そんで、まあ、そうやって海外で評価されてる作品と日本で評価されてる作品を比べてしまうと、お世辞にも日本の作品の方が面白いとは言えないんですよね。

 

まあ、これにはお金だったり、大人の事情だったり沢山理由があるんだろうけど、それを抜きにしてストーリーとして考えてつまんないと思う。

韓国や中国の方が脚本も役者も質が高く感じますね。

 

欧米人から見たらアジア人はみんな中国人に見えてるけど、欧米人がアジア映画と聞いて何を思い浮かべるのだろう?

 

やっぱり空手やカンフーなんじゃないのかな?

日本人の自分からしても「アジア」という範囲で思い浮かぶ映画と言えば、パッと思い浮かぶのがやはり「ジャッキーチェン」

その次に台湾の「エドワードヤン」あたりがきて、次に韓国映画の「パラサイト」香港の「ウォンカーウァイ」って感じかな。

まず邦画は思い浮かばないですね。

 

アジアのスターと言えばジャッキーチェン!

きっとそうだそうに決まってる!

 

ということで、個人的に好きなジャッキーチェン作品を少し上げようと思います。

 

 

では、早速の第一位!

「ポリスストーリー」

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ジャッキーの作品の中ではもろベタだけど、やっぱりこれが1番面白いかな!

割とシリーズ化してて全部把握できてないんだけど、3までが本物のポリスストーリーだと思う!

そして3まではハズレなし!

全盛期と言っていいほどの動きのキレとアクションシーンは子供が見たら真似しちゃいますな。

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戦闘シーンも凄いんだから。

敵が強いのもまた面白いんだよね、ジャッキーの作品は。

もう70近いお爺ちゃんだから、最近の若い人は分からないかもしれないけど、ジャッキーの作品で何観たらいいかわかんなーいって人はまずコレですね。絶対。

 

 

続いて第二位!

「プロジェクトイーグル」

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これ意外とジャッキーの作品の中でも異色な方だと思う。

舞台がアラブの方なんですね。もう砂漠がメインみたいな。

でも、そこに行くまでにカーチェイスがあったり

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原住民が出てきたり、山から落ちたり色んなタイプのアクションシーンが盛り沢山。

今こうして文章に書いてるだけでもう一度観たくなってきた。もしかしたらこれが一位かな?と思うくらい好きですね。

味方が女ばかりってのも珍しい。

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極め付けは大型の扇風機に飛ばされるアクション。映画の最後にメイキングがあったけど、本当にやってたっぽいな。

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もう本当にどこから観ても面白い名作かもしれない。

 

 

そんで第三位

「ツインドラゴン」

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これもちょっとジャッキーの作品の中では変わってるかもね。

生き別れた双子の兄弟で、1人は裕福な家庭のおぼっちゃんピアニスト、もう1人はケンカばっかりしてる荒くれ者みたいな正反対の家庭で育った双子がひょんなことから再会するんですね。

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これを観るとジャッキーチェンて単純にお芝居も上手なんだなって思いましたね。

見た目は一緒でも2人のキャラクターの違いを上手に演じ分けてましたね、いやはや。

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てな感じで以上の3つがワタシのジャッキー入門編オススメ作品ですね。

こいつ分かってないなぁ「プロジェクトA」が入ってないじゃないかとか、「酔拳2」入れろよとか思う人もいるでしょうけど、ワタシん中ではこれがベストですね!

 

ジャッキーの偉大さはアクションシーンはもちろんのこと、そこにユーモアを交えたことがジャッキーチェンの偉業だと思いますね。

ただの真剣なアクション映画だったらここまでの大スターにはなってなかったんじゃないでしょうか。

 

お前に食わせるタンメンはねぇも生まれてなかったはず。